fcitxの変換がおかしくなる件

Linuxで使う日本語入力のfcitxは、ときどき一文字だけを入力しようとすると、確定させても入力文字が消えるという事象が起こる。

ctrl+alt+p

でインライン変換モードにすると解消するようだ。

https://scrapbox.io/yude/Fcitx_+_Mozc:_1%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E5%85%A5%E5%8A%9B_%2F_%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%82%92%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84

これの設定メニュはこれらしい。

https://dev.to/nabbisen/fcitx--1n59


Linuxmint: CtrlとCapsを交換する

PC98時代からCtrlキーを使ったキー入力をしているため、いまのPCのようにAの左側にCapsLockキーがあるというのは使いにくくて仕方がありません。

この30年間ずっとOSが替わってもやり続けている処理が、CtrlキーとCapsキーの交換です。

LinuxではUbuntuのときはGnome Tweaksというアドオンツールがあったのでそれを使っていました。

Mintになってからは設定のキーボードオプションにレイアウト変更ができるようになっているので、それを使っていました。

ところが最近カーネルをアップデートしたら、レイアウト変更してもスリープ状態から復帰したときに設定が初期化されてしまうという問題が発生しました。

色々調べているうちに見つけたのがこちら。

自動起動のアプリのなかにある、Ctrl Alt Backspaceというのがいたずらをしてもとに戻しているらしいです。

こちらを参考

https://www.ooub.net/archives/log794


Linuxmint21

Ubuntu22.04のリリースに伴ってLinuxmint21がリリースされていた。
早速アップグレードしてみようとしたが、これまでと違ってインストールされているパッケージのダウングレードを求めてくるなど、面倒になった。

現バージョンに特に不満があるわけではないので、ポイントリリースまで待って様子を見ることにする。




Ubuntu 22.04LTSリリース

Ubuntu22.04LTSは予定通り2022年4月にリリースされている。
しかし、すぐにアップグレードはしない。
なぜなら、3ヶ月後の22.04.1のポイントリリースと言われるバージョンを待っているからだ。

ポイントリリースが出されると、直前のLTSから最新のLTSへの自動更新ができる点が便利。
加えて、メジャーリリース後の色々な不具合が修正されている。

たまたま、ポイントリリースが7月になかったので調べていたら、今日だった。

https://kledgeb.blogspot.com/2022/03/ubuntu-2204-48-ubuntu-22041-lts.html

週末にでも取り組もう。

追記2022-08-06
ポイントリリースが当初の予定から8月11日に延期されたらしい。バグが見つかったと。
https://discourse.ubuntu.com/t/ubuntu-22-04-1-delayed-until-august-11/29859

追記2022-08-13
ポイントリリースが出ていたので、アップグレードしてみた。
開始 0947
ダウンロード開始 0950
ダウンロード終了 1004
インストール終了 1143
クリーンアップ終了 1156
と大凡二時間と少しで終了。

通常ならこちらのサイトに出ているはずの日本語REMIXが出ていなかった。
https://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized

そのため探していたら、リポジトリの追加はできるようなので、早速対応。
http://moebuntu.blog48.fc2.com/blog-entry-1584.html?sp

今回、難しかったのはインストール直後にブラウザのFirefoxが起動しなかったこと。

原因はよくわからないが、カーネルのバージョンが古いままでインストールを反映していなかったことで、snap対応になったfirefoxがsnapにより設定された何かが原因で起動できないものらしい。
これはUbuntuが外付けHDDとは言え、本体のSSDにインストールされているLinuxmintが古いカーネルを使っていることから、一旦MINTに戻ってカーネルを新しいものに変更しMINTが起動することを確かめた上、再びUbuntuに戻ってFirefoxを起動したら、最初は時間がかかったものの起動できた。

なお、Firefoxが使えなくてもchrome-browserをインストールして調べものはできる。


ペンタブのデュアルモニター設定

以下Wacom Intuos Sでの話。
環境はLinuxmint 20.3 MATE

デュアルモニターでペンタブを使うと、二つのモニター全体を一つのペンタブで入力するようになってしまうので、ペンの上下移動はまだしも左右の移動はわずかに動かしただけでも大きく歪む。円を書くと横長の楕円になる。

そこで特定のモニターだけにペンタブの入力を反映させるようにしたい。

こちらの記事が参考になったが、gnome-control-centerは使えなかったのでコマンドで処理した。

Linux:マルチモニタ環境でWacomペンタブに特定のディスプレイだけをマッピングさせる
https://slacknotebook.com/using-wacom-tablet-on-linux-multi-monitor/

まずは接続されているモニターを見つける

@NN-ThinkPad-X260:~$ xrandr
Screen 0: minimum 320 x 200, current 3286 x 1080, maximum 16384 x 16384
eDP-1 connected primary 1366x768+1920+252 (normal left inverted right x axis y axis) 277mm x 156mm
   1366x768      60.00*+
   1360x768      59.80    59.96  
(省略)
DP-1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
HDMI-1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DP-2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
HDMI-2 connected 1920x1080+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 477mm x 268mm
   1920x1080     60.00*+  50.00    59.94  
   1920x1080i    60.00    50.00    59.94  
省略

eDP-1という名前らしい。

次にスタイラスペンの名称を調べる。

Wacom Intuos S Pen stylus           id: 9   type: STYLUS    
Wacom Intuos S Pad pad              id: 10  type: PAD       
Wacom Intuos S Pen eraser           id: 16  type: ERASER    
Wacom Intuos S Pen cursor           id: 17  type: CURSOR    

ペンの使える範囲を第一モニターに割り当てる