古今亭志ん生(著)ちくま文庫(2005年)
脳梗塞から復活して再び忙しくなった頃に取材したものらしい。
つい先日「なめくじ艦隊」を読んだばかりで、半分くらいは同じ内容の話だった。
でも取材者も違っているし独自の取材によるものだと思う。
落語家の話はどういうわけか、何度同じ話を聞いても可笑しいところは笑ってしまう。
それは話を聞けばなおさらだが文章で読んでも同じように可笑しいところは可笑しい。
編集者は取材テープは一切公開しないという。でも実際に音声で聞けば、間合いの取り方などさらに面白いのではないか。
大落語家の影に良妻あり。