イラストで学ぶ 機械学習 最小二乗法による識別モデル学習を中心に (KS情報科学専門書)
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杉山 将
講談社
講談社
2016年10月10日一応読了
若い人向けの今風なイラスト(何かのゲームの登場人物のような)が吹き出しで要点を説明している絵が、「少し」入っているというだけで、「タイトルのイラストで学ぶ」というレベルでは到底ない。きわめて真面目な内容で、しかもある程度分かっていないとついていけないため、自分のように入門書を期待している輩には難易度が高い。
ただ、これまでオンライン学習をしたりいろいろな本を読んである程度の共通説明があることが分かってきたので、この本がいっている最小二乗法による識別モデル学習という意味も、分かるようになってきた。
その土台の上に、簡単なMATLABの学習ソースコードが載っており、これを走らせるとテキスト中にあるグラフが描け、パラメータを入れ替えることなどして理解を進めることができる。MATLABはOctaveと互換性があるので、夏にインストールしたOctaveが役にあった。やはり勉強は辛くとも積み上げである。