スダテ遊び@金田海岸(民宿与兵衛)

同行:たかのり
スダテ遊びとは、浅瀬に張った定置網にある程度の魚が入り込んだところに入っていって、玉網で魚をすくい取る遊びである。スダテとは「簀立」とかき、文字通りスノコを立てて網を張ったものなのだろう。網の周辺での潮干狩りも含まれているが、てんぷら船が同行し、料理も出してくれるという、楽しい遊びである。


大潮の新月で午前中1030頃に干潮が来ることから、今日はスダテには最高の日である。しかも、天気は薄曇で涼風も吹いているため、気象条件もよい。
たかのりを同行し、朝5時に出発して金田海岸の民宿を目指し、7時に到着。今年は4年ぶりである。ほどなく全員(子供を含めて50名程度)が集合、昔から参加していた子供は大きくなってほとんど居なくなり、また別の子供が参加している。
マイクロバスで船着場に行き船に乗る。目的地は直ぐ先に見えているが、そこまで5分程度ゆっくりと進む。
今年は潮の引きが早く、到着したら直ぐに降りることが出来たが、既に腰の下辺りまで潮は引いていた。漁師さんたちが網の中の「エイ」を刺しているうちに、アサリを探す。しかし今年はニュースで見たとおりアサリは全滅らしい。温暖化の影響なのか、北朝鮮との関係悪化なのか原因は分からない。
そうこうしているうちに、網の中で漁師さんたちが妙にはしゃいでいるので、何かあったのかと思い近寄ってみると、甲羅の長さが60センチくらいの大きなウミガメが網の中に入っていた。縁起物である。早速、子供たちを呼んで見せる。なにせ漁師もウミガメは初めてということらしいので、酒を飲ませてお浄めをして、海に解放した。おそらく二度とないだろう。
それから網の中に入る。毎年、どういう魚が居るのか楽しみなのだが、今年は、スズキやフッコがたくさん入っていてみな大はしゃぎ。そのほか、ボラ、シマダイのような正体不明な魚、シロギス、子カレイなど。小さなイカはその場でさばいて海水をつけて食べる。カニはほとんど居なかった。
1時間くらい魚と戯れた後は、食事。
恒例の海苔の酢の物が相変わらずうまい。その他、天ぷらとアサリの味噌汁は定番だが、エイの煮つけが実に旨い。
上げた魚のうち、シマダイ(?)とボラ、スズキは刺身にしてもらい食べる。ボラは臭みがなく従来のイメージを払拭。
その後、潮が上がってくるまでアサリを採るのだが、今年はアオヤギを採ることにした。アオヤギのベロを刺身で食べるとこれがまた旨い。
お昼過ぎに船は沖上りして、船宿に戻る。
その後はバーベキュが開催されたが、クルマで酒が飲めないのと、帰路に両親にお土産を渡すために途中で失礼した。
晩飯は、セイゴとアオヤギをそれぞれ刺身にしたものと、セイゴの塩焼きである。

This entry was posted in Uncategorized and tagged . Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


計算式を埋めてください * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.