伊勢藤

飯田橋で研修があったので、その足で伊勢藤に立ち寄った。

朝方2時過ぎに目が覚めてしまい、そのまま布団に潜ったままラジオを聴いていたが、結局眠れなかったので、午後の研修はどろどろに眠かったが、なんとか眠りに陥らずに済んだのは、あたまがキンキンになっているからである。こういう状態では研修しても頭にはいらないし、仕事の能率も上がらない。

店内は奥座敷がいっぱいで、カウンターは独りだったので、いつもの場所に座らせていただいた。

なかなか酔いが回らなかったので、いつもの2合を超えて一時間半かけて3合飲んでしまった。最後の3合目はやや熱くしていただいた。


伊勢藤で軽く

今週は、偉い人達に沢山会ったので、ずっと緊張していて疲れてしまった。
社会的な役割を果たしている人に会うと、自分なんか何もせず申し訳ないという気持ちが出てしまい、疲れてしまう。

幸いにも金曜日の午後に飯田橋で仕事だったことで、伊勢藤で独り酒を楽しんだ。

L字カウンタには先客二人だけ。角に席を得て、ご主人が燗をつける姿をぼーっと眺めながら酒を飲む。
疲れているからか、どうやってつけているかなど興味はあるが、あまり見ていない。

木造建物なので外の音が丸聞こえ。店の講釈をしている人もいるが、外にいると聞き流すことも静寂な中にいるとよく聞こえる。
「ここはお酒しか出さないの。それでいい?」とキャリアウーマンぽい女性の声。
程無く、男性を連れた女性(逆ではない。なぜそう思ったかは、先の会話が耳に入っていたからだ。)が入ってきた。世の中、変わってきたな。ここはデートする場所じゃないぞ。

いつものようにおかわり一回でおしまい。自分には酔う前のほどよい量である。