風邪それとも花粉

今週は地方への日帰り出張が二度もありとても疲れた。
仕事自体は短時間だがとても有意義なので、苦痛ではないが、体力はきつい。

昨夜は仲間と軽く飲みに行ったが、どうも酒の回りが早いし、頭がいつも以上にぼーっとした感じがしていた。おまけに、熱燗の次は冷たいレモンサワーを飲みたくなるなど、異常事態。

今朝方目が覚めたら、喉が痛く頭が重い。

直ぐに風邪薬を服用して再び布団に戻ったら、何とか回復したらしいが、やはりまだ頭は重い(老化?)

もしかすると花粉シーズン突入の初期症状かも。


良性発作性頭位めまい症

朝起きたら、景色がくるくる回る。
気持ち悪くて吐き気がする。
横になってもまだ回る。
しかしじっと耐えていると、数分で収まる。
というのを繰り返して、病院に行ったら、標題の診断である。
三半規管で耳石が動くことで、めまいを感ずるらしく、上手に動けば耳石が三半規管から抜けるので、症状が収まるという。気持ち悪い方を向いて敢えて動きなさいというのが医者の指示なので、ひたすら吐き気と闘いながら、布団の上で右を向いたり左を向いたりして、症状を見ていった。
確かに、朝と比べると相当収まった。
2日続けて違う病院に通うなんて老化の始まりの象徴のような日々だ。


白内障

右目の調子が悪いので医者に診てもらった。
いろいろと調べてみたが、結局、本質的に悪いところは無さそうで、ただ、水晶体が少し濁り始めているという。つまり白内障というやつ。
初めて知ったのだが、水晶体というレンズが白く濁るのは単に視界が濁るということではなく、レンズが固くなって調節が効かなくなることにより、近い方の焦点が合いづらくなるらしい。
加齢性黄斑変性症などを疑っていたので、それは一応安心したのだが、目が一番老化現象が現れるところですよと先生に慰められた。ただ、記憶力や体力に既に現れているのであまり慰めにはなっていない。ついに目も老化か・・・という感慨のみ。


不眠と年齢

毎朝、四時頃に目が覚める。
30前半の頃は、明らかにストレスが原因だった。難しい(あくまでも自分にとっては)仕事が降ってきて、いろいろと気になることがあって、それなりに一生懸命取り組んだけれど、やはり限界があった。
早期覚醒は鬱病の初期症状とされるけれども、自分の場合はそれに近かったかもしれない。どんなに疲れていても、遅く寝床に入っても朝暗いうちに目が覚めた瞬間に、仕事のことを考えているのだから。しかも周囲が静かで暗くて集中できるから、余計に頭が空回りしてしまい、本当に辛かった。
毎朝起床時間を就寝時間の記録をして、自分が如何に寝ていないか、病気になるのではないかと心配した。
その時は上に相談できる人もいなかった。後でこれが最大のストレス要因だったということが分かったのは、40歳過ぎてから。
困ったことは上下を問わず口に出して相談する。これがいまの解決方法。自分の中にある主観性がもたらす問題と自分の外側の客観的世界にある問題と、実は混在していることが多いことに気が付くのは、人に話しているとき。
現象学という哲学を知ってから(それを深く勉強したわけではないが)、派生的に色々と本を読むようになり、直接何が役に立ったわけではないが、何らかの思考変化があるのだろう。
そして無理に答えを出そうとしなくなったのも40歳過ぎてから。自分が勝手に問題を頭の中に作っているのに、それを解こうとしても答えは出ない。
一応、いまでも世の中は動いているという現実の追認と、あるべきことを狙うよりも、まずは自分にできることを考えて実践しようという考えが漸くとれるようになった。
それで、40代後半に入り、また朝早く目覚めるようになった。
老化に向かっていることは間違いないと観念できるようになった。ただ、目覚めて以降の雑念があるとまたストレスを生むので、ラジオを聴いている。本を読むこともある。半分はうとうとしているが、とてもためになるトークが聴けることもある。
昼間、眠くなるかといわれると、そういうこともほとんどない。結構、昼間の時間は仕事がいろいろとあって充実しており、眠気を感じる時間帯はない。