fcitx5に更新

GoogleChromeをアプデ(バージョン: 135.0.7049.52(Official Build) (64 ビット))したら日本語入力ができなくなってしまった。Firefoxや他のアプリではそのまま使えているので、Chrome側の問題と見て良い。

検索してみたら、過去にも同様の問題が報告されているが、解決法はいずれも今回の事例に当てはまらない(つまりChromeに限定した問題の解決法ではない)。

急に思い出したのは、fcitx4がそのままになっていること。たしか以前にも同様の問題がありfcitx5へのバージョンアップを試したがうまくいかず、その後、忘れた頃に、Linuxmint21にしていたのだった。

早速、

sudo apt install fcitx5
sudo apt install fcitx5-mozc

をしてインストール。

めでたく問題解決


松巌園の士規七則

先日、宇部市の松巌園を訪ねた際、離れに渡邉祐策さんのご愛用品の一つ松陰先生の士規七則の扁額を拝見しました。

右肩上がりのやや扁平な文字は松陰先生の筆勢そのままですが、黒地に白抜きの拓本のようにも見えたので、私にはそのルーツが気になりました。

士規七則は、松陰先生が下田でペリーに乗船を拒否され江戸に送られた後、さらに萩の野山獄に移された際、獄中から従弟玉木彦介の元服に当たってお祝いに贈った言葉です。

広瀬豊「吉田松陰の士規七則」(昭和14年)によれば、肉筆で残っているのは三種類(東京の大谷家、萩松陰神社、萩郊外の藤井家に保存されているもの)ある他、元々松下村塾に掲げられていたものを門人が木版刷りにして頒布したとされるものがあるそうです。

乃木将軍も木版刷りを持っておられたということで、松巌園の扁額もおそらくこの木版刷の一つではないかと考えられます。

随分とご無沙汰しておりますが、世田谷松陰神社と赤坂乃木神社にお詣りしたときにでも詳細を尋ねてみることにしましょう。


fcitxの変換がおかしくなる件

Linuxで使う日本語入力のfcitxは、ときどき一文字だけを入力しようとすると、確定させても入力文字が消えるという事象が起こる。

ctrl+alt+p

でインライン変換モードにすると解消するようだ。

https://scrapbox.io/yude/Fcitx_+_Mozc:_1%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E5%85%A5%E5%8A%9B_%2F_%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%82%92%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84

これの設定メニュはこれらしい。

https://dev.to/nabbisen/fcitx--1n59


Linuxmint: CtrlとCapsを交換する

PC98時代からCtrlキーを使ったキー入力をしているため、いまのPCのようにAの左側にCapsLockキーがあるというのは使いにくくて仕方がありません。

この30年間ずっとOSが替わってもやり続けている処理が、CtrlキーとCapsキーの交換です。

LinuxではUbuntuのときはGnome Tweaksというアドオンツールがあったのでそれを使っていました。

Mintになってからは設定のキーボードオプションにレイアウト変更ができるようになっているので、それを使っていました。

ところが最近カーネルをアップデートしたら、レイアウト変更してもスリープ状態から復帰したときに設定が初期化されてしまうという問題が発生しました。

色々調べているうちに見つけたのがこちら。

自動起動のアプリのなかにある、Ctrl Alt Backspaceというのがいたずらをしてもとに戻しているらしいです。

こちらを参考

https://www.ooub.net/archives/log794


ディスプレイの設定が選択から消えた

使っているセカンドモニターの画面が少し上の方が切れているので解像度の調整をしようとしたら選択肢から適当なものを選べなかった。

Linuxはこういうときにはテキストでパラメタの設定ができることが多いので、調べてみたらズバリがあった。

Ubuntu 18.04 で解像度が見つからなくなったときの対処
https://blog.capilano-fw.com/?p=1881

xdandrで自分のディスプレイを探す
以下のコマンドの第一パラメタ(HDMI-2)と第二パラメタを調べた上で入力。
なお第一パラメタは、上のxandrでわかる。第二はモニターの仕様書を見れば良い。

sudo xrandr --addmode HDMI-2 "1920x1080_60.00"