酔ってしまったら

いろいろと対策を講じてもなお酔ってしまったらどうすればよいのでしょうか。

(1)吐く

    吐きたいときに我慢するのは不快です。この際、我慢するより吐くべきです。
    吐く時は海に向かって豪快に「げー」っとやりましょう。こせこせやると気がマイってしまいます。周囲の目が気になる人もいますが、釣りに集中していると気になりません。ここは豪快にやることがポイントです。
    ここで、恥ずかしがってトイレに駆け込むと、狭いトイレの壁と天井が揺れるので余計に気持ち悪くなります。
    また、吐くものがないとかなりきついので、吐くたびに水やお茶、リンゴジュースを飲んでおきましょう。オレンジジュースは胃を刺激するのでよくありません。
    経験則で言うと、吐いたらケロッとして釣りを続ける人、吐きながら釣りつづける人、そしてそのまま寝込んでしまう人に分かれます。前二者はいずれ船酔いを克服されるでしょう。寝込む人(つまり私)は、この段階で「釣果ゼロ」が確定しますので、せめて一匹でも釣ってからと頑張ることが必要です。
    釣れ始めると船酔いも軽くなります。

(2)寝てしまう

    気持ち悪くなっても根性で起きるか、あきらめて寝るか。
    寝不足なら一旦寝たほうがいいです。そのとき、酔い止めを飲んで寝ると、起きた頃に効いてきます(私の場合)。
    キャビンの中で寝ると、変に揺れ方を感じるので、お勧めしません。気の利いた船のキャビンには何故か「たらい」が置いてあります。
    実はぽかぽかと日の当たるデッキの上で寝るのは気持ちよいものです。

(3)開き直る

    あきらめるともいいます。
    体が活性化しないと酔いやすくなります。冷たい手で首筋を触るとか、軽く体操をするとか、「おさかな天国」を歌うとか、「気合を入れる」なにかをしましょう。
    海に向かってバカヤローと叫ぶなどもいいかも。

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