ご冗談でしょう、ファインマンさん(下)

リチャード・P・ファインマン(著)、大貫昌子(訳)(岩波現代文庫2006年4月第10刷)

下巻を読んで初めて気がついた。ファイマンではなくファインマンなんだと・・・。あわてて上巻の記載も書き換え^^;

著者の他人を意に介しない傾向が、上巻よりもさらに磨きがかかり、実に愉快。

しかし、「都合の良い結果も悪い結果もすべて実験結果として得られたものは全て講評しなければならない。他人の研究成果であっても自分で追試を行なって見なければその後の研究のヒントは得られない」という科学にたいする態度は、学ぶべきものがある。

学校の教科書選定過程のいい加減差などは、どこの国も状況は同じなのだろうと想像がつく。

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