書店のかご

最近の大型書店では、たいていは買い物籠が置いてある。
万引きなどが多い業界でもあり、その防止には一役買っているだろう。

しかし、今日、新しい役目を発見した。

かごを持っていると、手持ちで購入するより明らかに購入量が増える。
書店では、片手で持てる冊数以上の本を買おうとすると、それなりの困難が伴うことを、纏め買いする人は知っている。
ところが、かごがあるとその困難が減少する。
それは顧客サービスとも言われる。

そこでかごに隙間を見つけてはついつい「余計に」買ってしまう消費者がいるのだ。
かばんを預けてかごを持って書店に入ったりしたら、どうなるかと考えるだけで恐ろしくなる。

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