異常検知と変化検知

2016年10月2日暫定通読理解不能

機械学習による異常検知の続編(と著者は位置付けている)。
異常検知とは生産ラインでの機械の不具合とか、飛行機の部品の故障など、いろいろなところで活用されているというイメージがあるが、巷間に異常検知を一つのテーマとして扱っている書籍は少ないらしく、本書で言及されているのは3冊しかない。しかもすべて購入済み。
言うなれば自分も案外と最先端なのかもしれず、もしかすると世の中は思っているほど進んでいないのではないかと、楽観的にさえなってしまう。

ポイントとなる理解は、「異常」を何等か数学的に定義して、データを使って異常値を計算し、その中から閾値を決めて異常と判定するという考え方だ。
この思考は監査にも馴染むだけではなく、期末監査でのバッチ型の異常検知と、期中を通じてのリアルタイム型の異常検知と両方に使えることになる。
但し、何を特徴量として決めるか、閾値をいくらにするかは、やはり経験値によるもののようだ。そのほうが機械学習をツールとして使えるのでかえって安心である。

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