理科系の作文技術

理科系の作文技術 (中公新書 (624))
木下 是雄
中央公論新社

2017年5月13日読了
たしか学生時代に生協に山積みされていた記憶があり、その後も中公新書を買うたびに目に入っていた。つまり気になっていた本であることは間違いない。
今回、なぜこの本を購入したのか。それは監査調書の書き方を理論的に教えるための基礎となる考え方を理系の作文技術に求めたということだ。
まだワープロもない時代、つまりカードなどで論文を整理して書いていた時代の書物なので、内容としては古い部分もあるが、反対に手作業で仕事をすすめるイメージがクリアになっていて、むしろワープロを使うにあたってもこの本の考え方を基礎として持っているかいないかで、文章は大きく異なるものになるだろう。
会社の仲間にぜひとも勧めたい一冊。

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