プロとはかくありたい

夜中に目が覚めるのはここ数年続いているので慣れっこになっているが、最近、心臓あたりがボコンボコンという変な振動を出すので、自分で脈をとったら、時々、脈が飛んでいる!心臓がトクトクとなっているときは脈も正常だが、ボコンとなるときに脈がない。う〜む。

父親は心筋梗塞を経験しているし、自分も酒飲みの血筋で循環器系は傷んでいるとの覚悟はあるが、安心して酒を飲みたいため、近所に新しくできた循環器クリニックに行ってみた。さすが、最新のクリニックだけあって、予約システムが画面表示されていて、どの程度の患者が待っているか、予約、新規患者、その他でそれぞれわかるようになっている。

第一印象が親近感があるドクターから声をかけられて、心電図と胸部レントゲン。

心室性期外収縮という症状で、普通にある不整脈の一種で、病気ではないとのことで心配ないと言われた。通常、これだけで終わる医師は多いというのはよく聞かれる。いわゆる1時間待って1分で診療が終わるという問題だ。

そのドクターは、診察室に入るなり心電図や心臓の解剖図を見せながら、まず心臓の構造と拍動の仕組みの説明から入り、一般的な拍動の場合と私のケースとの違いを説明し、どのようにいまの症状が出ているかを納得させる。さらに、その症状は通常の生活でしばしば起こっていることで、気がつく人と気が付かない人がいると説明する。仕事柄か人の話は疑って聞くところがあり、そもそも「気が付かない程度のもの」という説明は、気が付かないがゆえに大事に至るという全く逆の意味も含まれるので、慎重に受け止める。

カルテは自分では一切触らずX線写真を使って心臓の大きさを示したり、その大きさが病的になっているかどうか、心臓につながる血管や肺の状況なども示しながら、他の病気の危険性はないことを示す。ドクターが喋ったことを助手が電子カルテに記録していっている。

そして心配することではないが別の可能性から来る危険性を排除するために、検査をする必要性を含め、丁寧に30分もかけて説明してくれた。
ついでに、心室細動のしくみとAEDの関係など、一般常識とのからみで理解を促すなどの工夫もあり、患者に安心と納得を提供するという医者の原点を忠実に守っているドクターだった。

プロとしてかくありたいが、最近その理想を失っているところを反省させられたので、ここに記しておく。

次回はホルター心電図による検査とエコー検査を受けることになった。

プロとはかくありたい」への2件のフィードバック

  1. ああ、その症状は私ももう二十年くらい慣れ親しんでいます。医者に言っても「疲れた時は誰でも出ます」と取り合ってくれません。ホルダー心電図もつけましたがそういう時に限って症状でないんですよね。


    • ゴンチャロフさん。同病相憐れむ仲とは。私も前々から症状はあったのですが、ここ1ヶ月の間に周囲の人が重篤な病気になったり亡くなったりしたので、少し神経質になっているのかも。まあ、心電図撮って症状がなければ一応OKという形でよいのでは。


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