IoTを支える技術 あらゆるモノをつなぐ半導体のしくみ (サイエンス・アイ新書)
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菊地 正典
SBクリエイティブ
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2017年9月4日読了
前半はデバイスの説明から入っていくため、素人でも何となくその役割が理解できる。
後半に行くにつれ、半導体の構造やCPUの仕組みなどに話が入っていくため、言葉もわかりづらい。
しかし全体を読むにつれて、IoTはすでに実現された技術であるものの、データの処理が全体のボトルネックになること、さらにはデータセンタの電力消費量が東京全体の２０％にもなるという驚異的な事実を知るにつれ、低消費電力のシステムの実現が急務であることを知る。
その試みとしてニューロモーフィックチップという人間の脳の働きを模した半導体が研究開発段階にあることなど。