2017年9月10日読了
あまり聞いたことのない著者が吉田松陰の本を出していたので、ついつい買ってしまった。
研究所と言うよりはエッセイに近い内容だが、松陰先生が下田から密航を狙う際に町中を歩いていた通訳官ウィリアムズに渡したペリーに宛てた書簡がエール大学に保存されているという話は初耳であった。写真を見ると如何にも右肩上がりでやや扁平な癖が特徴として現れている。
その他、スティーブンソンによるYoshida Torajiroの紹介。よしだみどり(ロンパールームのおねえさん)が新書を出したのを読んだので知っていたが、正木大蔵という人物にも関心が出てきた。