蔵書の苦しみ

蔵書の苦しみ (知恵の森文庫 t お 10-3)
岡崎武志
光文社 (2017-10-11)

2018年2月11日読了
本は買えば読まなくても溜まる。いずれ置き場所に困り書斎は要塞と化し、遂には倒壊して自らを危険に晒す。そういうどうしようもない本好きが、書籍の整理術など堅い話から始めていきながら、最後は「一人古本販売」をするまでのはなし。時々、自虐的というのか惚気というのか、笑わせてくれる本好き故のどうしようもなさを表現した文章は、さすが本好きが書いているだけに、楽しく読ませる。

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