精子戦争

精子戦争---性行動の謎を解く (河出文庫)
ロビン・ベイカー
河出書房新社 (2009-12-04)


精子には、子宮頸管で他の精子の侵入を防ぐブロッカー、子宮や卵管内で他(人)の精子をやっつけるキラー、そして卵子に到着するエッグゲッターの三種類がある。これは同じ精子がそれぞれの役割を果たしているのではなく、違った種類の精子がもともとあってそれぞれの役割を果たしているらしい。
女性の生殖器官はより都合のよい遺伝子を持つ精子を選別する機能を持っている。
人間の性行動は、こういった仕組みによって支配されているというのが本書の内容である。
どこまでが科学的な研究で、どこから筆者の「思い」なのかは不明だけれど。

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