Ubuntuデータのバックアップ

Ubuntu君。12月中旬あたりから「端末」の調子が悪くCTRL+ALT+Tで起動しないしランチャーのアイコンをクリックしても反応がない。
しかも、Ubuntu17.10のアップデートが止まっていて、その関係なのか、Sotware&Updateも起動しなくなった。
気持ちが悪いのでデータバックアップをとってクリーンインストールを覚悟。

バックアップと言ってもほとんどファイルはないが、Windows時代のバックアップが残っている。
大事そうなファイルは、この際、Ubuntuのhomeに移行した。これで半日を要した。

次にバックアップ。Deja Dupというバックアップツールが標準でついているのでこれを使う。
何もせずにバックアップすると、/home以下を全部バックアップしてくれる。しかし、ネットワーク設定なども残しておきたいので、/etcもバックアップフォルダとして指定しつつ、ゴミ箱は外した。

結論から言うと、バックアップ自体はほぼできたようだが、以下のような問題があったため、記録しておく。

  1. Windowsのバックアップには、AppdataというWindowsで動くアプリケーションが残す色々なログのようなフォルダがあり、小さなファイルが115千個以上(ただし3GBくらい)あったが、これを外しておくのを忘れて殆どの時間を食ってしまった。結局、全部消去した。
  2. Rのライブラリフォルダの設定をしていなかったため、デフォルトの/Users/myNameフォルダにライブラリがダウンロードされていた。ここにも数多くのファイルがありやはり数時間を要した。これは、設定ファイルに、/usr/lib/R/library/などの追記が必要だ。また、sudo chmod -R 設定などしておかないと、R自身が読んでくれなくなってしまう。注 ーRGNU Rとは関係ない、サブフォルダを含むというchmodのオプション。
  3. /etc/もそのままバックアップ対象に設定したが、肝心の/etc/NetworkManager/system-connections/以下のネットワーク設定(WiFi関連)はroot権限がないとアクセスできず、バックアップの対象から漏れてしまった。sudo deja-dup-preferenceなどの方法で管理者権限で起動が必要らしい。
  4. 以上のような問題を経て、まる一日かかってしまった。なお夜中にPCのスリープ機能が働くとバックアップも止まってしまう。自分が夜中に起きるとともにPCも起こしてやる必要がある(苦笑)

まあ、一度バックアップした後は差分バックアップのようなので、良しとしましょう。

===2021.9.16追記===

単純にデータだけを対比保存しておきたいなら、rsyncなるコマンドが用意されている。

rsync -auv fromDir/ toDir/

でよい。オプションはそれぞれ
a: copy元のディレクトリをそのままコピーする。タイムスタンプなどは変更されない。
u: 追加更新されたファイルやディレクトリをコピーする。
v: コピーの進行においてファイルの情報などを表示する

詳しくはこちらを参照;rsync - 高速なファイル同期(バックアップ) - Linuxコマンド
https://webkaru.net/linux/rsync-command/

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