2018年7月23日読了
ゲーム理論は囚人のジレンマなど入り口のはなしは分かるのだが、それより先に踏み込もうとすると急に難しくなるなかで、読み物としてゲーム理論を語っている本書はありがたい。
ヒトラーに使えたアイヒマンにも、職場のハラスメントにも、バブル経済にも、ゲーム理論から見れば同じ論理があるという着眼は大変興味深いため購入したのだが、しかし残念なことに、説明の丁寧さが欠けており口語体のイメージだけで語ろうとするところに限界があり不満がのこる。
だったら、きちんとした理論書を読めということなのかもしれないが。