2018年12月9日読了
会社の机の中から出てきた。タイトルに惹かれて購入したらしい。
$E=mc^2$
エネルギーと質量とは等価である。
ニュートンの万有引力の法則から始まって、アインシュタインの特殊相対性理論を経て、一般相対性理論に至るまでの考え方を、わかりやすく解説しようとする試みは、大変ありがたいことだ。
質量は不変だという考え方から速度を上げることによって質量は増えるという考え方への転換を理解するには、まだ難易度は高いが、読み物として十分に楽しめた。
相変わらず、点としての素粒子という考えは騙されたような感じが拭えないが、見えないものを見て納得しようというところから脱却するのは、おそらく生涯無理だろう。