一五〇年前のIT革命 岩倉使節団のニューメディア体験

2019年3月21日読了

日本の電気通信の発祥と発展を岩倉使節団の眼を通じて著した内容。
ペリー来航以来、国力を西洋並みにしていくことは当時の統治者にとっては最優先の課題であった。
その中で、電気通信の果たした役割は、西南戦争で政府軍が対西郷軍の戦いにおいて既にモールス通信を使っていたことからもわかる。

岩倉使節団の「米欧回覧実記」を中心にして一次文献にあたり、当時の使節団メンバーが各地において「文明」に接していった過程をつぶさに分析。

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