2019年9月28日読了
MBAにとっては刺激的タイトルで捨て置けないが、単なるMBA批判ではなくMBA教育プログラムに対する真摯な思いを、著者自身が提唱するIMPM(国際経営実務修士)として紹介する。
MBAプログラムの問題点は、本来のマネジメントではなく経理財務やマーケティングなどの専門領域に教育内容が偏っていることや、経験よりも知識を重視している点、また相互に競争させて学生を「我先に」と洗脳させるところにあるようだ。
対して、IMPMでは「省察」reflectionをさせることで自分の内面を見て本来の管理者があるべき姿勢を問う(しかもクロスカルチャで)ことを重視している。