頭痛

2002.7.25
頭が痛くなり病院へ行った。受付で「何科にしますか」と尋ねられる。
病院の「科」ほど訳の分からないものはない。
正直言うと、分類の方法に法則がない。
「内科/外科」と言えば、体の内部、外部にそれぞれ疾患がある場合。
外部でも表面であれば皮膚科であり、怪我であれば外科、時には整形外科。
内部はことさら複雑であり、器官別分類といえば、「胃腸科、脳外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、眼科」
これが、性別で「産婦人科」になったり、年齢で「小児科」になったりする。
なぜか、「老人科」というのは存在しない。最大のお客さんであるはずだが。
検査の役割で、「レントゲン科、臨床検査科」などがある。
顧客に選択権を持たせるのはいいことであるが、それは顧客が商品やサービスに十分の知識がある場合のこと。
ことさら医療となると、サービス提供側と享受側とで情報が非対称となる。
何とかして欲しい。考えるほど頭が痛くなる。
こっちは治れば何科でもいい。
だから、ホームドクターを探せと言うことなのか。

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