正月以来、立て続けに恩師から連絡をいただいた。
いずれも、中高校生のときの英語の先生と、大学生のときの中国語の先生で、卒業以来、一度もご挨拶に伺うこともなく、年賀状の虚礼のみで失礼しているのだが、ありがたい限りである。
すでにご両人とも70歳を超え、現役引退し悠々自適の生活を・・・・と思いきや、英語塾や人材育成会社の経営にいそしまれておられるとか。
思えばお二方とも教育熱心で学生の面倒見が良かった点では共通している。なにせこの私でさえ師事して勉強しようという気にさせられたくらいなのだから、その熱意たるやその辺の教師と比較することはできないだろう。
教育者は永遠に教育者であり続けるのだろうが、ということは、生徒(私)は永遠に生徒として教わった語学だけではなく、生き方と活き方をも学んでいるのだろうと気持ちを新たにするのであった。