アジ五目@金沢八景一之瀬丸

釣果:イナダ(1)、アジ(32センチ×1、30センチ×1、23センチ、20センチ×2)、サバ1
タックル:天秤+プラビシ70号
仕掛:ヤマシタ(NAN-200)金ムツ11号蛍光ビーズ、ハリス3号(枝30cm)、幹3号(全長2m)
エサ:ブロックエビ解凍、アミコマセ
釣座:右舷大艫
天候:北向きの風やや吹き曇りで寒く、波も1.5m程度と高い、お昼近くに風と波は収まった。
同行:釣友会10名(子供1含む)
ポイント:八景沖、小柴沖
河岸離れ:0750、沖上り1410
20071123inada02.JPG


朝からどんよりとした空で北風が冷たい。しかも目的のワラサは既にシーズン終わりらしい。そんなわけで、ワラサで仕立てを急遽アジとタイ狙いに変更した。
最初は、やや波が高いことと初心者もいるので八景沖の5m程度のところで練習釣り。タナは底から1.5-2.0m。最初の「がくん」というアジのアタリは、巻き上げる途中でバラシ。
続いて、結構大きなサバがかかるも、取り込みでドボン。このとき、心の中では「なんだ、さばかぁ」と思ってしまったところが、注意を欠いていたらしい。サバに気持ちを読まれて逃げられたことを反省。あれは50センチはあったなぁ・・・とサバ読み。もう一本小さいサバを釣ったがリリース。
練習が終わったところで、もう少し深場に移動する。
ここでは、指示棚が4m程度と高い。しかし全くアタリがないので、少し下げてみた途端に、サバのような強烈な引きがあった。それにしては走り回らないので、これはアジに違いないと思い(先ほどの反省も踏まえ)慎重に巻き上げ。
アジの良型32センチを得る。体側に金色の線が入ったいかにも脂ののった美味そうなアジである。
そこで船頭さんがタイは釣れていないという情報を無線で得て、このままアジ狙いで行った方がいいというオススメだったのでそれに従うことに。船は、小柴沖のアジのポイントへ向かう。
ここでは、再びアジの本日二番目の良型を得る。今度は指示棚1.5-2.0mのところで、竿をたまに上げたり下げたりしながら少し広めに探るようにしたところ、2mより少し高いところで、強いアジのアタリ。サバほどではないものの抵抗を見せるアジを慎重に取り込む。
あまり数は釣れていないものの、周囲ではイシモチ、メバル、ウマヅラハギなど多彩な顔が見えているので、それなりに楽しめているようだったが、こちらはタナを2.0mでしっかりと守りながらコマセを撒きながら寄せていると、とうとう本命のイナダを得る。針が喉奥の内臓(浮き袋?)にかろうじて掛かっており、危なくばらすところだった。
昼過ぎ頃にポイントを再び八景沖に移動。僚船も多く集まっており、みなアジ狙いのようだ。ここで3本の中型を得る。
14:10沖上り、船宿に戻り、お互いに品評会をして解散。
往路復路とも井指号に便乗願い快諾していただいた。帰路環八はいつもよりはスムーズだったもののやはり一の橋で相変わらずの渋滞。記して謝意を表したい。
さて、晩酌は、

  • アジのお刺身
  • アジの塩焼き
  • イナダのおつくり
  • サバの塩焼き

となったが、丁度、芋焼酎久米仙が切れていたので近所の酒屋で「越の誉れ」(特別純米酒)を購入。柏崎を直撃した新潟県中越沖地震で蔵元が倒壊したなかから「救出された」貯酒タンクのお酒である。文字通り掘り出し物だ。ラベルには「震災にくじけぬ強運の酒」とある。常温で飲むと実に口当たりがよく、ぐびぐびと行ってしまう酒である。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


計算式を埋めてください * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.