昨夜、会社でほぼ7年ぶりに碁を打った。ルールを忘れることはないにしても、形に対する感覚はかなり弱くなっている。
碁は論理的ゲームだという人が多いが、打っている人はそう思っていない。かなり感覚的で人により打ち方は様々である。ただ、
その感覚を根拠(読み)を持って説明できるのがプロや有段者だ。それにいくら勘があたって正しい手を打っても、
その後が続かなければ意味がない。
「こうすれば勝てる」という本はたくさん売っているが、中国古典の「矛盾」である。本に載っている相手は負ける手は打たないから。
自分のような素人はいくら考えても3手先くらいまでしか読めない。「へぼの考え休むに似たり」である。