ことしも医療費控除で一言

昨年も医療費支出が多く、今年も還付申告をした。医療費は知らず知らずのうちにかかるものだが、
医療費支出から10万円の控除後の金額が医療費控除の対象なので、電車代程度しか還付されず、
往復の交通費を差し引くと千円札程度しか残らないし、手間を考えれば赤字だが、こっちには余計に納税する義務も意思もないので、
少額であっても返してもらうべきものは返してもらう。

 

今年は、電子申告をすると5000円の税額控除がなされる上に、医療費の領収書をつける必要がないという。納得がいかないのは、
たかが給与所得者の医療費控除でどうして電子申告を勧めるのかという点、そして電子申告では医療費領収書提出が不要で、
従来どおりの手書申告だと提出が必要なのかというところ。

給与所得者は源泉徴収制度という方式で税金を先払いしているにも関わらず、
還付に当たっては利息がつかないという細かい話は抜きにしても、年末調整で医療費控除ができれば電子申告よりもさらに徴税コスト
(還付手続のコスト)は低くなり国民の手間も省けるはずである。

そして電子申告で領収書添付が不要ならば、年末調整でも添付不要にすればよい。責任は源泉徴収義務者(つまり会社)ではなく、
年末調整の資料に数字を書いた納税者にあるとすればよいだけである。

そんなことを思いながら、国税庁のHPで申告書を作成印刷。これは数年の実績を経ているだけに、なかなかよくできている・・・・
と誉めてあげるので、上記なんとかして・・・・というつもりで今年もアンケートに回答した。

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