酔わない人からは「気の持ちよう」といわれますが、気の持ちようが悪いから文字通り「気持ち悪い」ことになるといわれても・・・というところはあります。
しかし精神論では物事は解決しません。つりを楽しむためには、船酔いの仕組みを知って、その原因を作らないようにし、なおかつ対策を考える必要があります。特にキャビンでのびている(マグロになる)ときに、窓の外で釣った魚を見せている人をみると、自分の置かれている不幸な状況をうらむことになります(実体験)。
船酔いの問題は、(1)船に乗り、(2)気持ち悪くなり、(3)吐いて、(4)寝てしまう、というプロセスにより、せっかくの楽しい釣りができなくなることです。したがって、そのプロセスを排除してやればよいわけです。
陸上交通の場合は、最悪「乗り物から降りる」という選択肢もありますし、飛行機はいっときすれば揺れも収まりますし、いざとなればパラシュートで脱出することもできますが、船舶の場合は降りるわけにもいかず、待っても揺れは続きます。
なお、酒酔いは日常の努力で慣れてきますが、酒の強さと船酔いとの因果関係はないようです。また、酒酔いは気持ちよくなりますが、船酔いで気持ちよかったことはありません。ただ、慣れが大事という点は共通しています。