永年連れ添った・・・・

ずっと昔(確か93年の冬だったと思う)に購入したPCを処分することにした。といっても使わなくなってずいぶんと経過しているのだが、貧乏性の悪いところが出て、いままで捨てられずにいた。PCリサイクル法以前の購入なので、廃棄するにも金がかかる。
新しいソフトは使えないものの、PCとしてはまったく問題なく機能しているが、14インチCRTがディスプレイとしてはLCDディスプレイなどと同じサイズの画面なのに、ずいぶんと奥行きがある。
何せ、渡米する際にも持って行き仕事に協力してくれた愛機なので、いろいろと思い入れがあった。
購入当時は、デルコンピュータが日本の販売代理店として三井物産デジタルという会社を通じて商売をしており、秋葉原のショップで購入したものだ。また、NECPC98シリーズパソコンが全盛期で、PC/AT互換機を購入するのは、勇気ある選択と言われていたが、たちまちにDOS/Vブームとなり、98シリーズはなくなってしまった。
OSも当初はDOS/VとWindows3.1を使っていたが、OS/2 Warpをインストールしたり、linuxをインストールしたりして遊んだ。当初購入時は5インチFDDと3.5インチFDDのスロットがあったが5インチは使わなくなり、3.5インチのスロットに差し替えたり、高くて買えなかったメモリを100Mも増やしたり、内蔵モデムを入れたりと、「改造」も楽しんだ。
ディスプレイの走査線がちらつくようになってから使わなくなってしまい、その内、会社でも業務用PCを配布するようになったので、デスクトップ機は不要になってしまった。
廃棄処分を前に、一応、本体をきれいに拭いてやり、中のHDDを取り外して金槌でたたいて破壊・・・・しようとしたら、これが相当頑丈に出来た代物で、凹まない。仕方がないので、封印を切ってから横穴からディスクに傷をつけて再生不可能にした。
処分はインタネットで申し込んだら、デルから伝票が来て、日本郵便に電話したら30分もしないうちに取りに来た。
処分費用は7350円也。

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