機械的挨拶

誕生月に入ると、「お誕生日おめでとうございます」というメールが色々なところから送信されてくる。
勝手に人の個人情報を使うなと言いたいところだが、そもそもデータベースから情報を得て機械が自動送信しているメールに、言祝ぐ気持ちが入っているとは誰も思っていない。
まさに「挨拶を機械的に行う」という行為である。それ自体が非常に礼を失っていて、却って挨拶の意図が裏目に出ていないか。迷惑メールでしかない。
その点、友人などから突然の近況報告などが来るのは、たとえメールであってもうれしいものである。こういう簡単なコミュニケーションが日常的にできるようになったのはインターネットメールの最大の成果だろう。

2 thoughts on “機械的挨拶

  1. お誕生日おめでとうございます。43歳ですね。このころになると、もう自分が何歳なのか、よくわからなくなってきますね。明治維新で殉じた勤皇の志士たちより、だいぶ長生きしています。私はまだ何もしておりません・・・・。


  2. わっしょいどの
    歳を重ねるにつれ人間として成長していれば、歳はどうでもいいのでしょうね。
    問題なのは、歳を数えなくなる頃は、たぶん成長が止まっている頃なのかもしれないということ。
    幕末の志士は、およそ20歳代で偉業を成し早世していますが、およそその倍生きても、まだ何もできていない自分がなさけないですな・・・・・。


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