震災後の秋葉原

昨日は天気がよかったので、墓参りの後に秋葉原に行った。
震災後の措置で歩行者天国は休止で節電措置で街が暗くなっているだろうと思いきや、電気街なのでさすがに電気を使わずに商売はできないが、看板のライトなどは軒並み切ってあり店内も暗いところが多い。
しかし、いつもよりは人が多く、チラシ配りのメイドのおねえさんも健在。中にはメイド姿で募金活動をしている人もいたが、どうも怪しい。
立ち寄ったパーツ屋さんも今までの中で一番混んでいた。
正面の箱に、手回し発電の懐中電灯が山積みされていたが、誰も目もくれない。なぜならパーツを買いに来る人は自作派なので出来合いのジャンク品には興味がない。ジャンクを買って分解して部品を使う人用なのだ。
自分は何を思ったか、歩いてみようということになり、池袋を目指した。
道はただ春日通をまっすぐ行くだけなので迷うこともなく単純なのだが、先日の事故以来営業停止している後楽園遊園地はひっそりしてた。
直ぐ隣に、東京都の戦没者墓苑があるので、立ち寄ってみたが、来客は一人もなくひっそり。3月10日は東京大空襲だったが、翌日が今回の地震なので、何かに呼ばれていったのかもしれない。死の直前に書かれた遺書はいつも心を打つ。軍律厳しき中で表現が制限されているだけに、より訴えてくるものがあるのだろう。
そのまま休憩もせず、ひたすら春日通を下ると(上り坂だったが)サンシャインが漸く見えてきたが、その頃には足が痛くなってきた。
ウオーキングシューズを履いていてこれだから、地震当日に革靴で歩いていたら、難民どころでは済まなかったかも。
池袋のサンシャイン通りもとんでもなく大勢の人がいた。
御彼岸で天気がよかったからなのだろうか。とすると、東京の人々は震災など関係なく平常どおりの生活をしているということなのだろうか。
GoogleMapで経路を復習してみると、7.7km 1h33mと表示された。途中、墓苑に立ち寄って20分くらい使っても1h40mだったので最短距離をいいペースで歩いたことにある。

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