体力の要る花見に疲れた一日

桜が満開ということで、小金井公園に自転車で行ったら人がいっぱいだった。周辺の道路も渋滞していて、この界隈の年中行事の一つになっている。残念ながら市民桜祭りは中止になっていたが、所詮、露店が出ているだけなので、花見客には花が咲いていればいいわけで、却って場所が広く使えていいのかもしれない。
落ち着いて花も見れないので、そのまま自転車を転がして玉川上水を上って行った。いろいろなところに桜が咲いていて、何気なく進んでいるとモノレールが見える。ここは「玉川上水駅」ではないか。ほぼ立川市である。
こうなると桜がある限り見てやろうと考え進んでいき、結局、羽村の取水堰まで来てしまった。
予期せぬことに、羽村の堰は花見の名所らしく、確かに見事な桜が満開で、地元の人が花見を楽しんでいた。こちらとしては花見はそれとして、やはり玉川上水を見ると江戸時代の土木技術のレベルの高さに驚嘆せざるを得ない。
横田基地の傍を走ったが、はやいところ民間機を使えるようにしてほしいと思った。これが整備されないと、羽田と成田だけでは首都圏はあまりに脆弱な航空輸送体制である。
帰路は下りなので比較的楽なはずだが、途中、松屋で牛飯を食って休憩した以外は、ほぼずっと自転車をこいでいたので、さすがに御尻は痛いし足も突っ張ってきた。ハンドルを持っている関係で肩も凝る。
漸く帰宅したら17時丁度で、10時前に自宅を出てから7時間自転車に乗っていたことになる。こういう見境のない行動は止めねばならないが、羽村の堰で「多摩川河口から50km」の表示を見て、なんとなく走ってみたいと思うのは、子供の頃、自転車を飛ばした厚東川の土手を思い出すからなのだろうか。

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