昨年の人事異動以降どうも本を読まなくなってしまった・・・という話は、いつかここに書いた。
定期購読している仕事用の雑誌も封を開けずにそのままになっている。
向学心がまるでなくなったわけでもない。
単に億劫なのだ。
休日に時間をもてあましているが、適当にネットサーフィンして時間をつぶしている。
本屋に行っていないわけではない。というより行けば１冊は買ってしまう。しかしそのまま積読になってしまうのである。

最近、その理由が分かってきた。
読みたくないわけではないし、むしろ読んでみたいから買っている。
でも頭を真っ白にしたいという気持ちが強くあって、その裏には仕事の気がかりが沢山あって、そういうことが頭の中のゆとりをなくしているようだ。体は休んでいるが頭が休めない状態なので、本を読んだらなんとなく頭が疲れるのではないかという不安が支配している。
実は無線の雑誌や本はよく買っている。電波やアンテナの話など普段使わないトピックは、頭の違う部分が働くのでまだ余裕があるのだろう。脳の一部が凝っているのかもしれない。
思い切りの悪い（つまりこだわりの強い）性格なので、それを解決する方法を身につけなければならないのだが。
運動すればいいという人もいるが、この暑さと根っからの無精者が災いしている・・・といいたいが、単なる怠け者が体を動かすことを嫌がっているだけなのかもしれない。