志士と官僚 明治を「創業」した人びと

佐々木克(著)講談社学術文庫(2000年) 明治国家が成立するに当たって、幕末から維新にかけて活躍した」志士」はどのような役割を果たしたか、明治の官僚と志士との違いは、あるいは幕末の志士と明治の志士との違いは、といったテーマである。代表的人物を取り上げ、個人の性格、行動様式などを分析することで、明治…

「攘夷」と「護憲」幕末が教えてくれた日本人の大欠陥

井沢元彦(著)徳間文庫(2005年) 全体のほとんどは幕末の黒船来航から明治維新までに15年もの歳月を要したのは何故かという話がテーマになっている。そして本全体の論旨は、幕末に見られたその体質が、護憲政党の体質として残っていると説くもの。

長州戦争-幕府瓦解への岐路

野口武彦(著)中公新書(2006年) 著者は長州戦争(山口では四境戦争)という言葉に、敗者の側(すなわち末期の徳川幕府)から見た二度に渉る長州藩と幕府との戦いを通じて、幕府が如何にしてつぶれて行ったかを議論している。270年続いた徳川幕府あるいは頼朝依頼700年続いた武家政権がなぜ崩壊したかは、いろ…