マイコンのしくみと動かし方

マイコンのしくみと動かし方―徹底図解 (トランジスタ技術special forフレッシャーズ)
トランジスタ技術special編集部
CQ出版
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山本秀樹(著)トランジスタ技術SPECIAL for フレッシャーズNo.101 2008冬 CQ出版社(2008年)

本屋にふらっと立ち寄ると、この手の雑誌はよく目に付く。たぶん興味があるのだろう。
小学生の頃は半田ごてを持っていたことを思い出す。

こういうのを読書とは言わないが、内容は「徹底図解」でマイコン(マイクロコントローラ)の仕組と使い方が懇切丁寧に解説されている。
さすが「トラ技」だ。

マイコンはいまやほとんどの家電製品に内蔵されている。掃除機、洗濯機、テレビ受像機、電子レンジなどあらゆる回路はマイコン制御だ。
そういうものであるにもかかわらず、われわれは工業高校などに行かない限り学校でその仕組を習うことはない。でもテレビのロボコン
(ロボットコンテスト)などでは、高校生がマイコンを使ってロボットを制御している。つまり常識として知っておくべきことなのだが、
独習するしかないのだ。

本書は、マイコンの使用例として1冊全てを電気ポット(お湯を沸かして、モータで給湯する仕組)
のマイコンによる制御の説明に使っている。内容は素人にはかなり高度だが、くどいくらい丁寧に絵付きの解説があるので、
自分で作ることは無理かもしれないが、「なるほどなぁ」と思わせるだけの内容がある。

最近は便利な世の中で何でもインプットをすればアウトプットが得られ、過程がブラックボックス化している。
それは電化製品に限ったことではない。スイッチを押せば風呂が沸く、料理された食事だって、野菜は種から育て、肉類は交配から飼育、屠殺、
そして流通の過程は「コンビニ」というアウトプットに集約されてしまっている。経済的な側面では、
お金を払えば欲しいモノが手に入るというのと同じことだ。

こういう世の中を制御しているのが、マイコンやIT技術である。つまりこの知識なくして現代の世の中は生きていけないはずである。

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