情報数学のはなし【改訂版】


2018年10月19日読了
この著者のシリーズはほとんど読んだつもりでいたが、書店でたまたま眼に止まったので購入。2001年初版の改訂版なのでしばらくは増刷休止していたのかもしれないが、情報数学は今でこそ知っておいたほうが良い基礎知識の一つ。
これまでの著者のシリーズは語り口調で読みやすいため、味わいながらも飲み込みやすいものが多かったが、本書は情報エントロピーを扱っているためか、書籍のエントロピーが高くよくよく噛み締めないとなかなか嚥下できないレベルだった。
収穫は、情報エントロピーの概念が漸くわかってきたことだが、それ以外にもエラー訂正のためのパリティビットとか暗号などの解説があり、コンピュータで扱われるデータの形を理解するには、格好の内容となっている。

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