ユニクロ柳井氏のお話を本にしたもの。札幌駅で買い鉄道と飛行機で羽田に着くまでの間に読んでしまった。
冒頭、石炭で発展しそれに安住した故郷宇部の衰退から話が始まるが、宇部は石炭から化学への転換は旨くいった都市で、化学の衰退とともに街が萎んだ点、化学工業がカルテルで守られそれが国際競争力を削ぐ原因となった点など、氏の観点からすれば踏み込むべきところ少し説明に舌足らずがある。
その他、主張はよくわかり、同意できる部分も多いが、さりとて閉塞感漂う日本の現状を打開する策が明確に述べられているとも思えなかった。
若者よ、内にこもるな世界を見よ、日本をそして世の中を支えるのは経済活動だ、あくまで当たり前のことをするのが経済活動なのだ、という主張は明確。
