工夫する

2002.9.16
子供が「○○ができない」と言って親を頼ろうとすると、「工夫しなさい」と言うことがある。
実は、こっちにもアイデアがないか面倒なので適当にあしらっているわけであるが、基本には親を頼りにしなくても自分でできるはずだと言う思いがある。とりあえず取り組ませて失敗させてみたい、あるいは悩んで結論を出させてみたいなど。
こういった、心のあり方や思いを対象とする言葉は実に多い。
この「思い」が曲者で、特に組織で使い方を誤ると精神論が跋扈する元になる。
「なんとかしろ」は「自分にはアイデアがないからお前考えろ。」である。
部下が非常に優秀であるか、ないしは、健全な組織で「なんとかできる」ならまだよい。
責任をとりたくないものは、「全社一丸となって一所懸命努力する」という回答を用意する。
そこで、「よし、それでいこう」となると、組織内の自己正当化の悪循環が開始される。
「撃ちてし止まん」
「進め一億、火の玉だ」
「欲しがりません、勝つまでは」
親が子を監督しているうちは問題はないが、監督組織が精神論を言うようになれば、組織は終わっている。
その時、一度、白紙・原点に戻ってものを考え直すという作業をするべきだ。
心のあり方は、個々人に委ねられている。
いまの、自分たちに何ができるのだろう、何を求めてなぜここに集まっているのだろう。
もう、決めてしまったから走るというのは、結果論は別として、選択としては最悪である。

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