そういう考え方をしている若者(←いつの間にやらこの表現を使うようになった。)が多いらしい。
ではそこに記述されている事象の真偽はどうやって判断するのだろうか。そのネットの情報は誰が提供するのだろうか。
情報化社会のパラドックスとは、情報が誰でも利用可能になることによって、
- 新たな情報(真偽を含め)を生み出す者
- 情報を利用して新たな情報を生み出す者
- 情報を一方的に利用する(つまり右から左へ流す)だけの者
- 情報を視るだけの者
- 情報にアクセスできない者
という較差を生み出したことである。
10年位前にはデジタルディバイドという言葉があって、途上国の人たちが情報アクセスできないことが問題になったが、いまやエジプトやリビアの例を見るまでもなく、携帯端末の普及によってその問題は克服されつつある。
表題のように考える者は、既に情報に踊らされる愚衆となっている。