2018年4月14日読了
交流分析とゲシュタルト療法を併せて考案された再決断療法。
幼少期の(辛い)体験から脚本化されて大人になってからの行動をも縛る思いに気づき、自らの意思でそれを断ち切って新しい自分に向かうという比較的新しい心理療法なのだろう。ゲシュタルト療法は現象学とも深い関係があるようで、単なる心理療法以上に自分の関心が深まった。
著者は自らがその療法で自己改革を図ってきただけではなく、刑務所や少年院などでカウンセリングをする過程での実践もあるため、理論的に難しくもなくまた理想論でもない現実的な心理療法として、興味深い。
後半に実際の事例が紹介されているが、疑似体験ではあっても自分に相当するような内容も紹介されていたため、衝撃的で涙腺がゆるくなるケースもあった。
