先週は二回ほど中央線を使う機会があったが、その二回とも人身事故とやらで列車が停車するという事態に遭ってしまった。
中央線は、数年前に工事に伴う信号故障で定刻を数時間も遅れて運行するという事故を起こしており、新しい車両はシステムが壊れてもバックアップ系統を使えば動くように作られているらしい。とはいえ、人身事故となれば如何ともしがたい。
列車停車中は、車掌のアナウンスがしばしば入り、「ただいまレスキュー隊が救助にあたっております。運行再開の見通しは立っておりません。」と乗客を飽きさせない(怒らせない)ように案内をしている。最近は数分の遅れであっても「お急ぎのところ申し訳ありません」と謝ってしまうあたり、やや嫌味に感じてしまう。
交通事故を起こしても謝ってはならないとされていたアメリカでさえ、最近は相手を怒らせないことが最終的には裁判で有利にことが進むため謝るケースもあると聞く。結局、経済的事情が先に来ているということなのだが、これは本当に謝ったことになるのだろうか。
不祥事を起こした企業の経営陣が記者会見で揃って「とりあえず」頭を下げる姿も胡散臭い。安全に関しては全ては原因究明が優先であり、再発防止を行い、その後に始末をつけるべきであろう。