恥ずかしながらこの年まで般若心経の何たるかを全く知らなかった。せいぜい書道で写経をしている人がこの般若心経を題材にしているということ程度だ。
タイトルは「こだわりを捨てる」ということだが、つまるところこの世のすべては「空」でありあらゆる苦悩はその「空」をイメージしている自分の中から発生していることに気づけば、苦悩から解放されるということのようだ。
子供にも分かるような言葉遣いで書いてあるため、大変読みやすいが内容は深い。生きるための知恵ではなく智慧を教えてくれるのが般若心経だと著者は説いているが、本書もそうである。
前に読んだ「SAT療法」や「普通を教えてくれない」とあわせて、だんだんと読んでいる本のテーマが「こころの持ち方」に繋がってきている。
