噴水復活

保谷市と田無市が合併して西東京市ができて10年になるが、10周年を祝うという雰囲気ではない。いろいろと曰くつきの合併だったが、結局何がよかったかというと議員の数が減ったことくらいだろう。
さておき、合併してしばらくしてから、東京大学原子力研究所の跡地に合併記念公園(今は、いこいの森公園)ができた。バーベキュー設備や、バスケットボール、ローラースケートもできて、ジョギングコースもある。それなりに整った公園だ。先週行ったら、芝生は草茫々になっていたが・・・。
この公園には地面から水が吹き出る場所があって、夏場の子供たちには大人気だった。しかし近所の住民から苦情が出て、ずっと運用を休止していた。
このたびその住民が亡くなったことで運用を再開することになったらしい。
再開の条件として子供たちが大声で騒がないように・・・・という極めて理解に苦しむ条件がついている。いったい子供たちが騒がない公園の噴水設備など、どこにあるのだろうか。
前々から住んでいた人にとっては急に家の前が騒々しくなって迷惑なのはよく分かる。
しかし、世相を考えると、もっと気になるのが、元あった「原子力研究所」なる施設はいったい何をしていたのか、いまだよく分からないが、だれかガイガーカウンタ持ってきて調べたのだろうか。
ちなみにこのあたりは、大東亜戦争中は飛行機のエンジンを製造している中島飛行機の工場だった。いわゆる多摩地区の軍需工場群のひとつだ。

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