座禅を教えていただける教室に行ってまいりました。
冒頭、簡単な作法の説明があり、後は40分程度の座禅、その後に講話です。
作法は、あれこれと細かいことは言われず、隣の人を見ながら覚えればいいよという感じです。実際には、お堂への入り方と挨拶の仕方くらいを教わるのですが、高校生の時に永平寺で同じ話を聞いたようなおぼろげな記憶があります。
座っている間は、鐘の合図とともに電気が消されて薄暗くなりますが、真っ暗ではありません。人の息だけが聞こえてくる世界ですが、都会とは思えない静けさの中で、畳の一点を薄らぼんやりと眺めていると、時折頭が真っ白になっている瞬間に気が付きます。
途中、変に力がこもっていたのか、右足の裏が攣ってきました。これはピンチです。場の雰囲気を壊すわけには行かず、どうしようかと煩悩だらけの現実世界に入っているうちに、まあいいやと思ったら、力が抜けて治りました。不思議です。
そのうち、しびれが出てきました。しびれはある限度を通り越すと、逆に感覚がなくなるのでひたすら耐えるのみです。
テレビなどでよく見られる、右肩を「パシッ!」と叩く「警策(きょうさく)」は、自分から申し出(合唱して頭を下げることで)しない限りは、いきなりということはありません。本格的な修行に入れば、姿勢が崩れたりしていると、右肩に警策が乗せられて「予告」されるようです。
座り終わった後は、半歩ずつ歩いて進む「経行(きんひん)」、これは足のしびれを取るための儀式ではないかと勝手に思っています。
その後の講話も、一つ一つの言葉をじっくりと説明されていくので、興味深く聴けました。物が溢れて振り回されて却って不幸になっているというお話は、印象に残りました。
来月また座りに行ってきます。