空気と戦争

猪瀬直樹(著)文春新書(2007年) 内容は著者の東京工業大学での講義を本にしたものである。が、これは組織において意思決定の最高責任者である経営者である方々に呼んでいただきたい本の一つだろう。 日本がなぜ太平洋戦争に突入していったのかという研究は、肯定否定双方含めて多くある。しかし後世の者から見れば…

ローマ人の物語27・28-全ての道はローマに通ず

塩野七海(著)新潮社文庫(2006年) 従来の紀伝体と異なり、ローマ帝国のインフラについて扱っている。道路、水道といったハードウェア、医療、福祉などのソフトウェアである。 著者は、時代が前後したり地域が飛んだり読みにくいと断っているが、実は直前の「五賢帝時代」よりもよほど楽しく読める独立章である。 …