2015年釣行総括

最低でも年に一回は釣りに行こうということで、夏にイカ釣りに行ったきり。
メバル・シロギス・アジ・カレイくらいは復活して、できればヒラメ・マダイの遠征もしたい。
さらには、ワカサギは人に教えていないので、山中湖に同行する人がいれば。



イカ@金沢八景一之瀬丸

2015年9月5日
久しぶりのイカ釣り。
かつて日立に夜釣りに行ったときにはそれなりに釣れたが、その他釣れたことがない。
イカはそもそも釣ってまで食べたいものでもなく、群れに当たれば誰でも釣れるというターゲットなので、釣りとしての面白さは根魚に比べると低い。前日からテンションはさほど盛り上がらない。

しかし、あと何回この釣りができるだろうという思いが強い。体力が厳しくなり、一日船に乗っているのも辛いし、往復も面倒、特に夏や冬の厳しい気候の釣りは、もうチャレンジできないかもしれない。そんなことを考えると、せっかくのお誘いに乗らない理由はない。案の定、午前2時に目が覚めて、時計を確認しながら四時半に起床して、始発電車に乗って金沢八景を目指した。

河岸離れ前に船長より釣りかたの講義。
水深130m付近まで錘を落として10mくらいを探る。
落ちた瞬間に乗ってくるので、糸ふけをすばやく取ってあたりを見ること。
イカのサイズが小さく手で当たりを取るのは難しいから竿先をよく見る。
動かないツノには乗ってこないので、2,3回しゃくってダメなら、10m程度巻き上げて底に落とす誘いを繰り返せ。
乗ったらゆっくり巻き上げないと、イカの足が切れるぞ。

という具合。

ポイントは、久里浜の沖合い。久里浜の横須賀火力発電所の3本煙突は、かなり沖合いに出ても見えるので、ポイントを把握する上では貴重なランドマークだ。千葉側は鋸南町の沖合いで、浮島が見えたり、鋸山のロープウェイが見えたりしていたので、そのあたりをうろうろ。ほぼ東京湾の入り口である。僚船の情報を無線でつかみながら、ポイントを探しても、なかなか群れが見つからない。

天気は曇りで気持ちがよかったが、正午あたりから日差しが出てきて暑くなって来た上に、日焼け止めをしていなかったので、腕が真っ赤に焼けた。

結局3杯のイカ(しかも小さい)とサバ2尾。
小学生が7杯釣ったというから、なかなか。

先日購入したデジカメも持っていったが、結局かばんに入れたまま使わなかった。こういうときは気軽に撮れるスマホのほうがよいみたいだ。

釣果はさておき、船に乗って東京湾を突っ切るのはとても気持ちがいい。帰路甲板の上でぐっすりと昼寝をしてしまった。心のもやもやが取れる感覚。

本日の仕掛け

最初は、14センチのプラツノ仕掛けを使っていたのだが、イカのサイズが小さいということで、船宿推奨の仕掛け(初心者専用と書いてある)に変更した。

ヤマシタ
プラツノ11センチ×4本 ハリス3号
幹糸5号 間1.6m 全長8m


シロギス・アナゴ@浦安吉野屋

朝起きて出かける気力がなくなってたので、遠ざかっていた3年ぶりの釣り。
釣り方もほぼ忘れてしまったので、初心に帰ってみる。

1230に船宿に集合。道具を借りて船にのる。小学生も一緒だ。

ちょうど干潮時。いつもなら旧江戸川をそのまま下って浦安沖に出るのだが、葛西臨海公園のほうを回って違うところを走る。どうやら潮が引きすぎて船が通る場所がないようで、船頭さんが艫側の釣り人に前に出るように指示。プロペラが底に付いてしまうようだ。

かなり時間をかけて着いたポイントは、木更津の海ほたるより少し北側の砂地。
3mくらいの浅いところから、10mくらいまでの深さまでのかけあがりを、パラシュートアンカーでゆっくりと流しながら釣りを楽しむ。浅瀬は型が小さいが、深くなるにつれて大きくなる。

ほぼポイントは変更せず、ぽつぽつと釣れた。計40匹。ほとんど小さい型ばかり。

夕方に入りアナゴに変更。

ポイントは南に下り、新日鉄沖に移る。ここは大型船が停泊している場所だが、アナゴのポイントらしい。
今年は釣れていないのか、僚船は1隻のみ。

船全体でしばらく釣れず。親子で参加した小学生にあたり。
そのうち、ぽつぽつとかかるようになってきたがどうも自分にはあたりが取れない。
もぞもぞとしたあたりとあわせのタイミングが難しいが、置き竿にしている人のほうが却って釣れているようで、まだまだ腕が足りない。シロギスと違って経験が少ない。
終了時刻が近くなり焦ってきたところで、またもぞもぞから食い込みのあたりがきた。今度こそ本物と思い切り合わせると手ごたえあり。
ようやく一尾を釣って一日を終わった。