Rのダウングレード

Rが4.0にアップグレードされたので、ついついインストールしてしまった。
もともとx.0のバージョンは安定版でも色々な問題(パッケージが対応していないなど)があるのでx.1あたりから使うのが鉄則なのだが、今回はコロナで暇だったこともあり、掟破りをしてしまったら、案の定バチが当たった。

パッケージが対応していないとかインストールできないとか・・・。

そういうわけで、Linuxのいいところはアプリケーションのアップグレードをしても複数バージョンが切り替えて使えるところと、RStudioのメニュから切り替えようとすると、がーん、メニュにそれがない。どうやらWindows(職場で使っていた)上のStandaloneにはその機能があるが、Linuxで使っているRStudio Serverにはその機能はないらしい。

そこは、リソース豊富なLinux。同じ悩みを持つ人は世界中にいるのでGoogleで検索してダウングレードの方法を見つけた。

sudo nano /etc/apt/sources.list で設定した4.0のリポジトリに#をつけてコメントアウト

sudo apt remove r-base-core #いまインストールされている最新バージョンをアンインストールする

apt-cache showpkg r-base #Rの最新より一つ前のバージョンを見つける

sudo apt-get install r-base-core=3.6.3-1bionic

以上おわり

こちらを参照
https://ja.coder.work/so/r/506566




zestyにJupyter-Notebookをインストールする

RStudioのノーブック機能は便利なのだが、日本語が化けてしまうのが難点。
そこで、IPythonの拡張として多言語対応になったJupyterNotebookを使ってみることにした。

JNのサイトに行ったら、Anacondaをダウンロードしてインストールしなさいとある。
ががーん。400MB

いまさらそういう気にはならない。そもそもUbuntuにはPythonが標準で入っているため、それを含めてAnacondaをダウンロードする意味はない。
AskUbuntuで調べたら、どうやらzesty以降は簡単になっているらしい。

sudo apt-get install jupyter-notebook

これで10メガくらいのファイルのダウロードで済むことが判明。早速試したらできた。
なお、起動するときにハイフンをつけずに

jupyter notebook

とすると、jyupyterはインストールされていませんというメッセージが出るが、これはおそらくPython2対応のjupyterのことだろう。jupyter-coreがインストールされていなかった。

~$ jupyter notebook
プログラム 'jupyter' はまだインストールされていません。 次のように入力することでインストールできます:
sudo apt install jupyter-core

ブラウザで動くのが嬉しい。ただしRが使えるようになるには、IRkernelをインストールするなど、もうひとひねりあるらしいが、続きはまた。

参考
http://qiita.com/piruty_joy/items/498ee16de62879e5a949

2017年9月15日つづき

jupyter-coreを新たにインストールするとともに、devtoolsをインストールし直し、curlを個別に入れたら、旨く行った。

これでなんとか、jupyterでRを使う環境(つまりRの解説を取りまとめる準備)が構築できた。


Ubuntu16.10サポート期限切れ

アップデートばかりしていたUbuntu16.10
いろいろ勉強させられたが、apt-getしても何も更新しなくなった。
おかしいなと思ってピンときたのは、サポート期限切れ。
7月までがサポートだったが、まだ2日残しているのに・・・といいつつ、Ubuntuのページを調べると、

https://wiki.ubuntu.com/ZestyZapus/ReleaseNotes/Ja

こちらにアップグレードの方法が載っていた。

マニュアル通りすると、Pythonが壊れていますというメッセージが。
あぁ、またPythonか、先日リンクとかいろいろ触ったので、こわれたかな・・・(´・ω・`)

/usr/bin/pythonのリンクが、変なテキストになっていた。

そこで、

ln -s python2.7 python

として再度チェックしたら、無事にシンボリックリンクが完成。

最後に、sudo do-rerease-upgrade をたたいて更新開始。

OSのインストールは無事に終わるも、次にアプリケーションのインストールの段階で、いくつかエラーが出る。
エラーを出しているのは、

/usr/bin/pyclean

からのよう。これもPythonのコードなので、開いてみたら、トップの設定が

#! /bin/python

となっている。前回の16.10と違って17.04ではPython3がデフォルトになっているが、どうもアプリレベルのスクリプトの設定はPython2が前提となっているものもあるので、ここをあえて、

#! /bin/python2

と変えてやると、うまくインストールが進んだ。

ついでに、RとRStudioのUpgradeも。

Rは、/etc/apt/sources.listの中にある、CRANへのリンクがUbuntu更新時に無効化されているので、新たにzesty.zapasを設定して、apt-get updateすれば終わり。

RStudioはサイトから最新ファイルをダウンロードしてそのファイルをクリックすると、Ubuntu Softwareが起動してインストールしてくださるというありがたいお話。

そういうわけで、今日からUbuntu17.10/zesty.zapasのユーザです。

追記2017/07/30

VMware Horizon Clientも3.5から4.5にアップグレード。
1.https://my.vmware.com/jp/web/vmware/details?downloadGroup=CART17Q2_LIN64_450&productId=578&rPId=17224#product_downloads
からファイルをダウンロード。
2.ダウンロードしたbundleファイルを使って、
sudo ./xxxx.bundle -u vmware-horizon-client
で古いバージョンをアンインストール。
3.同じbundleファイルを使って、
sudo ./xxxx.bundle
でインストール。その際、余計なオプションは全部オフ。

で完了。一度かなり苦労しただけに、今回はとてもスムーズに行った。