mixiおそるべし

「mixi日記」がさらに便利になりました・・・・というのでどう便利になったのか見てみると、「友人を一人一人選んで日記の公開範囲を設定できる」ようになったらしい。
これは管理者にとっては、会員の人間関係が赤裸々に見えてしまい、特高警察やKGBなどが喉から手が出るほど欲しいものだろう。誰も気が付いていない人間関係が可視化されるという技術は、従来なかったと思う。
人間関係には、ネットワークの起点になる人(ハブ)とそこに参加する人(スポーク)の関係があり、ハブになる人を旨く丸め込めれば、たとえば新しいマーケティングや世論形成にも使える。従来だと、経団連会長とか消費者団体の親分といった公式な立場の人をおさえておけばよかったのが、実は「mixiのあの人」をおさえるほうがもっと世論形成には効果的とか、この人が買った商品は他の人も買うとか。
どういう展開をしていくのか注目したいし、「技術的権力」を悪用されないように注視する必要もある。

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