AIYが調子が悪いので、ブートイメージから作り直すことにした。
もともとの作業が1月8日でその際のOSのダウンロードをしたのが数日前だったと思うが、9月日付だった。つまりこのキットができたときのまま。しかし今回調べたら、1月3日付けのイメージがサーバにあった。
1月8日の作業記録があるのでこれに従って再実行。
焼付が早く終わったのだが、よくよく見ると3G程度のファイル容量しか使っておらず、せっかくの16Gのうち4分の1しか使っていないことになる。これは後半の、「容量拡大」を参照。
今回の変更点は、sshとwpa_supplicantを最初のブート前に/bootにコピーしておく必要があるのだが、sshは既にイメージディスクに用意されていたことか。
ディスプレイは繋がっているので無事にブートしたことを確かめたが、sshで入ってもログインができない。No route to hostという冷たいメッセージが来るだけ・・・(´・ω・`)
arp -a でもよくわからない。調べてみると、デフォルトでraspberrypi.localというホスト名が割り当てられているということだ。これは朗報!
ping raspberrypi.local
Raspberry Pi 3 コンソールのみ(ヘッドレス)でRaspbianセットアップからLチカまで
やってみたら、これまでとは異なるIPアドレスが振られていた。固定IPにしなければイケないことを実感。
とりあえず無事に起動してsshログインまで成功。
この後にVNCサーバを立ち上げていきなりGUIでアクセスしたいのですが、まずは、sudo raspi-configで設定を変更。
- hostnameをデフォルトのraspberrypiから自分の好みに
- localeをJP_UTF-8にしてTime ZoneをTokyo
他はそのままで先ずは保存してリブート。
次回からアクセスは、
ssh usr@hostname.local
という形になる。
ディスクのパーティション容量拡大
3G程度しか使っていないのは勿体ないので、空いている領域を拡大して使おうと目論んだら、fdiskなるコマンドがあることを知った。だけどとても難しそうで、またぶっ壊しそうで怖い。さらに調べると、RaspbianOSの中のraspi-configにコマンドが用意されていることがわかった。これだと簡単(ただし、空き領域を拡張するだけなので割当などはできない。)。調べてよかった。
ここで一旦システムをリブートした後、アップグレードする。
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
ついでVNCサーバとして、デフォルトのRealVNCではなく他でも使っているので慣れているtightvncserverに置き換える。
sudo apt install tightvncserver
さらに日本語も使えるように、fcitx-mozcをインストールしておく。
sudo apt install fcitx-mozc
これでRemminaからVNCアクセスできるようになったら一先ずシステム設定としては終わるので次に、AIYの設定に入る。