不思議な御縁

毎年この季節になると暮れの挨拶代わりに山口の親戚や恩師に山形蔵王高原の林檎と梨を贈っている。今時、林檎も梨も珍しくもないが、両方とも山口は産地であり流通費用もあってか東北産物はあまり流れてはいない。梨はラ・フランスで一応高級品となっている。参考までに山口の梨は二十世紀が特産であり、最近流行りのブランド梨とは異なり適度の酸味があり実に旨いのだ。お国自慢終わり。
今日、中学高校と英語を習った先生から「届いたよ」との電話があったが、何となく声に張りがないので尋ねると、ご夫人(こちらもお世話になった英語の先生)が脳の大手術をして退院したばかりだとか。「気持ちが沈んでいたのでうれしかった」と言われほっとした。
実は二年前にも従弟が手術で入院するという前の日に、さくらんぼが届いて叔母が感激して電話をしてきたことがあった。
こういうつまらないことでも人の励みになるのだなあと実感。
私は注文先のペンション「ノエル」には一度も行ったことがなく、もう20年近く前になるが、職場の先輩がスキー宿として使っているところで果物を扱っているのでよかったら買ってみて言われて、注文したのがきっかけである。
何だか不思議なご縁を感じてしまうのだ。

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